medicalmap(メディカルマップ)は、救急・集中治療領域を中心に、ガイドラインの原文と原著論文を読み直して整理し直すことを目的とした、医療者向けのサイトです。
1このサイトについて
臨床の現場で調べものをするとき、二次的なまとめ記事にたどり着くことは多くても、その記述がどの推奨のどの部分に由来するのかまで示されていることは、あまり多くありません。数字が独り歩きしていたり、改訂で立場が変わった推奨が古いまま引用されていたりすることもあります。
このサイトでは、ガイドラインであれば原文の推奨文とその根拠、原著論文であれば試験デザインと実際の数値まで戻って確認したうえで、臨床で使える形に組み直すことを基本方針にしています。
扱う内容は主に次の3つです。
- ガイドライン・総説の整理改訂で何が変わり、何が変わっていないのかを、原文の推奨クラスとエビデンスレベルに当たったうえで整理します。
- 原著論文の読み直し大規模試験について、結果だけでなくデザインと限界、日本の診療への当てはめ方まで含めて扱います。
- 症例と実務上の工夫エビデンスが直接答えを出さない部分について、症例をもとにした考え方や、現場での組み立て方を補足します。
「症例と実務上の工夫」の位置づけ
3つ目については、質の高いエビデンスに裏づけられた記述と同列には扱えません。該当する箇所では、エビデンスに基づく記述なのか、実務上の判断や工夫なのかが読んで区別できるように書き分けています。
2執筆者について
救急科専門医です。救命救急センターに勤務し、日常的に救急外来と集中治療に従事しています。
記事はすべて執筆者本人が書いており、外部への執筆委託は行っていません。
専門は救急・集中治療領域です。それ以外の領域を扱う場合も一次資料に当たったうえで書いていますが、専門領域の医師による記述と同等の深さを保証するものではありません。該当する場合は記事内でその旨に触れるようにしています。
3執筆方針
記事を作成するにあたって、次の手順を守っています。
- 一次資料に当たるガイドラインは発行元が公開している原文、臨床試験は原著論文の全文を確認します。他サイトのまとめや二次的な解説を典拠にすることはしません。
- 数値を原典と照合する推奨クラス、エビデンスレベル、リスク比や信頼区間、カットオフ値、試験名といった具体的な数値は、公開前に原典と一つずつ突き合わせて確認します。
- 出典を明記するすべての記事の末尾に参考文献を掲載しています。読者が原典に当たり直せる状態にしておくことを前提としています。
- 日本との差分に触れる海外ガイドラインを扱う場合、国内で薬剤が承認されていない、用量が異なる、保険適用が異なるといった相違点がある箇所については、可能な範囲で併記します。
- 誤りは修正する公開後に誤りが判明した場合は、記事を修正します。ご指摘はお問い合わせページからお願いします。
資料そのものに問題がある場合
参照した論文やガイドラインの内部に、抄録と本文で数値が食い違うといった矛盾が見つかることがあります。こうした場合は、こちらの判断で一方を採用して黙って通すのではなく、そのような食い違いがあること自体を記事内に記載する方針をとっています。
4対象読者
医師、看護師、薬剤師、臨床工学技士、救急救命士など、医療に従事する方を対象としています。研修医や医学生の方にも読めるよう、前提となる考え方から書き起こすようにしています。
患者さん・ご家族の方へ
本サイトは医療者向けの内容であり、専門用語をそのまま用いています。個別の症状や治療方針についてのご相談にはお答えできません。ご自身やご家族の体調について不安がある場合は、必ず主治医またはお近くの医療機関にご相談ください。
5免責事項・プライバシーポリシー
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最終更新: 2026年8月
